家族相談士とは?

日本家族心理学会(1984年設立)と日本家族カウンセリング協会(1985年設立)は、家族に対する心理的援助の専門団体として、研究・研修活動を行っています。
その一環として両団体が協同して、1992年に「家族相談士」の資格制度を開設し、家族への心理的な支援のできる専門家を養成し世に送り出すことに努めています。
家族相談士の役割は、家族関係の調整や、健康な家族をつくるための助言、指導、啓蒙活動にありますが、今日の家族問題は、家庭内の人間関係だけでなく、学校、職場、地域社会、生活環境などと深く関わっており、それぞれの家庭を取り巻く社会状況があらゆる面で時々刻々とゆれ動いています。

このような背景にも目を向け、一つの家族を相互関連的にも捉え援助していこうとする家族相談士の役割は、時代が最も要求するものとして関心がたかまっています。
NPO法人日本家族カウンセリング協会では平成9年度より家族相談士養成講座を開講し、多くの資格者を養成しています。活動の場はあらゆる分野にありますが、特に次の分野から高い関心が寄せられています。

 (1)教育関係

保育園、幼稚園、小学校、中学校、高校、大学、塾、養護学校 等
 (2)福祉関係

特別養護老人ホーム、身障者施設、養護施設、作業所 等
 (3)病院関係
 (4)地域社会関係

市町村住民の家族個別相談、電話相談、健康な家族つくりの援助・指導
 (5)家庭裁判所関係

家裁調停委員
 (6)各種啓蒙活動

・講演、セミナーの講師
・家庭関係学習会などのリーダー
・地域、産業、教育、文化活動等に家族カウンセリングの普及活動等